祝!「虹のかなた」 東京ビデオフェスティバル入賞

ICUの学生が中心となった劇団「虹」と、おととしアチェ公演を行いました。(その時の記事

そのドキュメント「虹のかなた」が東京ビデオフェスティバルで入賞したと、撮影・構成・編集・ナレーションを一人でこなした七瀬監督から嬉しい知らせをいただきました。
東京を出発して現地で公演を重ねる旅と、芝居のストーリーをうまく重ね合わせた作品に仕上がっています。いやいや、何よりも魅力的なのは・・・これは見てのお楽しみということで。

「虹のかなた」を見る

これを見て思うのは、今更ながら記録映像作品の持つ記憶喚起力以上の何ものかの素晴らしさです。
「記念写真」という言葉があるように、映像は何らかの記憶を焼き付けるため、開けばそれを思いださせてくれる玉手箱のような機能を持っています。しかし、実はそれに加えて、そのとき気がつかなかったものまで発見させてくれるという魅力もあります。記念写真を見て、背景にこんなものがあったのかと発見することはよくあることです。隣にいる人がどんな表情をしているかは、いや自分の顔すら、写真を見るまでは実は分かっていないのです。写真は記憶以上のものを焼き付けています。

さらに動画に人の手が加わって、映像作品としてまとめられると、ものが存在していたという次元とは別の新たな発見があります。こんなエピソードがあったなんて知らなかったとかあの時あいつはあんなことを考えていたんだという驚き。ナラティブなものと言えばいいのか、そんなものが時間の流れの中に織り込まれています。

「虹のかなた」を拝見して、アチェ公演に同行していた者としては、もちろん見知った風景はあるものの、そんなことがあったんだあと初めて知ることがたくさんあったのには自分自身驚きました。

例えば仮設住宅の子供たちの表情に何を見るか。芝居のクライマックスで示される子供たちの反応にどう変化が生じてきたか。

それらが新鮮に映ずるのは、七瀬監督の視点がこの作品に横溢しているからにほかなりません。
追:七瀬さんから、もしよろしければ投票をお願いしたいとご連絡がありました。ピープル賞を狙っていて、今トップだそうです。よろしくお願いします。

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