「小人の戯れ言」

  • Day:2007.10.04 05:35
  • Cat:計画
枡添厚生労働相の発言です。
そもそもは枡添大臣が、市町村職員が国民年金を横領していた件に関し、「社保庁も信用できないが、市町村はもっと信用できない(ので現金での納付をやめて、コンビニなどを利用するか)」と言ったことが発端でした。
これに対して、いくつかの自治体から「職員の士気を損なう」と反論が出たのです。
んで、冒頭の発言になります。バッサリです。

小気味良く感じた人が多いのではないでしょうか?

思い当たる最近の例が二つあります。

一つは、前回前々回とお伝えしている産廃裁判のこと。一審で敗訴した千葉県は、なんと控訴しました。
その理由は、「地裁が求めている申請事業者の財務内容に関する調査は、県に過大な負担を強いる」とうもの。

申請事業者には簿外債務があり、これを見抜くことは困難だったので、県に落ち度はない、という論理です。


県の言い分は、書類上では条件が整っていたんだからいいじゃないか、虚偽の申告をしたんだから申請者が悪いんだ、というもの。責任逃れですが、一応理屈にはなっています。

でも、今回の控訴で最も得をしたのは、申請事業者なんですね。

申請事業者は民事の差止め請求でも地裁で敗訴し、控訴中です。もしも県が控訴しなければ、許可処分の取り消しが確定して、民事の控訴審の基礎がなくなってしまうところだったわけです。

盗人に追い銭と言いますか、自分は悪くないもん、悪いのはあいつでこうしたらあいつを利するのはわかっているけど、自分が悪かったことを認めるわけにはいかないもん、ってのが本音ですかね。

ああ、それにしても、県の訴訟費用はいったいどこから出てると思ってるんでしょうか?

当事者が国や自治体の場合は、三審制を制限すべきだとは思いませんか?


もう一つの事例はまた今度。

Comment

実は、この小文は、上で言っている「小気味よさ」の危なさについて書こうと思って始めたのです。切って捨ててしまうことって、そのときは気持ちいいけど、本当は違うんだろうなあ、会話の継続を断ってしまいますし、何より無用な感情的軋轢を引き起こしてしまうということを言いたかったんですね。
でも、途中からその「小気味よさ」に負けてしまいました。ほんとに危ないです。
  • 2007/11/01 10:42
  • omiya
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