南相馬市

緊急時避難準備区域を歩いた。

震災・原発事故から半年、この間に見聞きした大量のヴァーチャルな情報とリアルな体験との間に救いようのないほどの溝が生じてきていた。だからどうしてもこの目で見なければという衝動に駆られた。

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常磐線の原町(はらのまち)駅から南、広野までは不通である。原町から北へ向かう相馬までも不通である。同じように不通であるが、両者には決定的な違いがある。相馬までは代行バスがあるのに、南へ向かうバスはない。写真は原町駅の南。


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海岸近くには震災ごみの集積所があった。すごいなと思うのは、がれきが鉄、コンクリート、木などにきちんと分別されていること。しかも木は材木と樹木に分けてあり、キャンプファイヤーの薪のようにきちんと井桁に組まれていた。何台もの大型ユンボ一つ一つこれらを「所定の」位置に置いてきたのがこの半年だったのだろう。

原町駅前にはホテルが5、6軒あった。人通りも少なく、開いている店舗も数えるほどだから、当然ホテルはガラガラだと思ったのだが、いずれも満室だとのこと。当日の一人客を敬遠して断られたのかと思ったがそうでもないようだ。原発で働いている人や、がれきを分別している人、市役所に助っ人で来ている人などが泊っているのかもしれない。


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無事であってほしい。

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