インドネシアの映像作家の卵たち

  • Day:2010.01.31 09:09
  • Cat:映画
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ジャカルタから二時間飛んだ所に、マカッサルというスラウェシ島最大の街がある。10年前はウジュンパンダンという名前だった。40年前はマカッサルという名前だったそうだから、元に戻ったわけである。

そこで2週間過ごした。今回の目的はとあるプロモーションビデオのシナリオ作り。3日ほど撮影もした。カメラマンは現地のUPI君(35歳)。レフォルマシの時代にはデモに明け暮れていたという。彼の会社は、映像メディアでの仕事を希望する若いモンのために学校を開いていた。土曜日、『アブバとヤーバ』(英語版)をお見せした。

「構想はどのように練ったのか?」
「登場人物をどのように知ったのか?」
「カメラは何を使ったのか?」
などなど、作る側の人間ならではの質問が相次ぐ。

「人間は逆境でも強く生きていける」
とポジティブにとらえてくれた女性もいた。

5、6回連続で(あまり鋭くない)質問した男には、「質問ばっかりしてないで自分で考えろ!」との野次も飛ぶ。

つくづく、ここの人たちはいいなと思う。
人と人との間が近いと感じる。
思いつきをそのまま口にしてしまう傾向もあるが、黙っていて何を考えているのかわからないよりはいい。

「いつまで作り続けるのか?」との質問には、
条件反射的に「サンパイ マティ(死ぬまで)」と答えてしまった。

教室は会社が借りている豪邸のテラス。庭には大きな池がある。
一歩外へ出れば、小学生が制服姿で飛び跳ねている。

「テーマは身の周りにいくらでもある。機材も安くなったし、とにかく作ってみよう!」と言って切り上げた。自分では学生時代には一つも作ることが出来なかったことは棚に上げる。

みんなが希望の仕事に就けることを願っている。

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