丸ガニ

crab

この世に他のカニがいるなんて思ってもいなかった少年時代。カニと言えば丸ガニだった。

それが、ワタリガニが登場した。身が多い。流線形の甲羅をしている。丸ガニより洗練されているような気がした。さらに毛ガニ。見た目の勇壮さと値段にありがたがった。そしてタラバ、ズワイ、花咲、マングローブクラブを味わった。もう蟹に関してはこの世に思い残すことはない。

でもやっぱり、一番美味しいのは丸ガニである。身は締まっていてジューシー。甘さが歯根に届く。爪や足の身も食べるがメインは体の身である。半分に割って始めは箸でかき出して口に運ぶが、結局は軟骨(?)ごとバリバリ食べてしまう。甲羅にくっついた卵と味噌をほじるのも至福のひととき。卵は飲み込んでしまうのがもったいないくらい味がある。

メスはふんどしが幅広で赤みを帯びている。卵はあるが身の味はオスが勝る。どちらがあたっても満足できるカニだ。

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