汚職根絶の運動

赤く濃いほど、汚職・腐敗のひどい国である。

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180国中日本は17位、ベトナムは121位。数が少ないほどクリーン。トランスペアランシー・インターナショナルの2008年の調査結果である。どうやって調べたのかというと、国際機関、シンクタンク、会計事務所などに依頼して、14の質問に国際ビジネスマン、学者、危機管理の専門家などから回答を得、指数化するという方法をとっている。腐敗認識指数(CPI=Corruption Perceptions Index)と呼ぶ。

ニュージーランドや北欧の国が透明性が高い。日本はこれには及ばないが、まあまあの位置にある。
真っ赤なユーラシア、アフリカ、中南米を見ると絶望的な気持になってくる。

海外での贈賄行為を調べたのが贈賄指数(Bribery Payers Index)である。PCI事件のようなケースである。
海外で贈賄するような企業が存在する国は限られているので、調査対象はOECD加盟国を中心に22カ国。日本はドイツ・イギリスと並んで5番目にマシな国となっている。
贈賄指数の表

またトランスペアランシー・ジャパン(TI-J)が発表した「2008 年の10大汚職腐敗ニュース」によると、PCI事件は5位にランクされている。1位は厚生年金改ざん問題。

TI-Jの事務局長、石井陽一神奈川大学名誉教授は、「世界の汚職日本の汚職」という本の著者でもある。そこには世界各国の汚職事件や北欧諸国でとられているオンブズマン制度、著者の汚職根絶対策などが論じられていて大変興味深い。執筆当時はまだ日本支部がなかったようだが、結局ご自身が支部設立にご尽力されたのであろう、行動の人でもあるようだ。経歴を拝見すると、大卒後日本海外移住事業団勤務とある。畏れ入った。大先輩であった。

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(2003/01)
石井 陽一

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