姑息な人たち

  • Day:2008.09.07 15:09
  • Cat:時事
自民党が新総裁を選び、新しい首相は、所信表明、代表質問の後に衆議院を解散するという観測がもっぱらなされている。
その理由は首相就任直後が支持率が最も高いからだとか、国会審議でぼろが出ないようにとか、矢野元公明党委員長の証人喚問を避けるためだとか言われている。

呆れてものが言えない。

解散権はそのようなときに行使するものではなかろう。政策が対立し、国民の信を問うべきときに使われるものであるはずだ。テロ対策特措法も衆議院の三分の二で再可決できるのだから、与党は政策対立を打開できないわけではない。むしろ11月選挙となれば、与党は勝てたとしても衆議院の三分の二は維持できないだろう。それでも新政権の支持率が(過去の例のように)時間とともに低下してしまうのならば、その前に解散したほうがいいということなのであろう。
姑息としか言いようがない。

有権者はこの姑息さを見抜いている。
さらに、与党が三分の二には届かない過半数の議席を獲得したとき、衆議院と参議院は本当のねじれ状態になり、与野党とも対立する法案はすべて通らないという事態になることを知っている。
そうすると、野党に投票してねじれをなくそうという心理が働くだろう。民主党もばら撒き政策を公約としているから国の借金は増えるだろうが、それほど生活は悪くはならないのではないか、とりあえずガソリン税暫定税率がなくなるだけでもいいや、と思うかもしれない。

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コメントありがとうございます。
先生のブログに刺激を受けて、今月はハイペースで書いております。カラマゾフも読み終わりました。
またお会いできるのを楽しみにしています。
  • 2008/09/09 15:09
  • omiya
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