自営業のススメ

2月27日の記事「銚子の再生?」で次のように書きました。

「大型店の進出というのは雇用を増やしますが、自営業者を駆逐します。一握りの経営者と圧倒的多数の従業員、私はそのような社会はつまらないと思っています。従業員は言いたいことも言えないからです。」

同じようなことを考えている人を見つけたので、ご紹介。斎藤貴男(ジャーナリスト)が森達也との対談で、最後に「今後の国家を取り巻く社会の展望」についてこう述べています。

「具体的に言えば、自営業がもっと成り立つ社会を目指すべきだと思いますね。それはつまらないことのようですが、放っておくと企業活動というのは肥大化していきますし、そうするとその企業のヒエラルキーの中で人間が規定されてしまう。僕らがまたしも言いたいことを言えるのは、フリーな立場だということがすごく大きい。」
「つまり、お金を貰う先がたくさんあるということですね。一ヵ所しかなければ、本来はただ単に労働の対価としてお金を貰っているだけなんですが、やはり思想から何から統制されますね。それはなにも物書きや映画監督でなくても、いろいろなお客さんからお金を貰えるような商売が成立し、それを上からの給料ではなく、すべて自分で差配できる立場を作ることですね。僕は企業社会をかならずしも否定しないので左翼の人に嫌がられるんですが、やはり少しは企業社会にあったほうがいい。ただ、それしかないという世の中が良くないわけで、普通の人、小さな商売をしている人がこんなにたくさんいる、というのがベストだと思います。誰にも指図されずに、好きなようにものを考えることができる人々ができるだけたくさん増えていくといい。」

「いろいろなお客さんからお金を貰える」ってのはいいですね。

世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集世界と僕たちの、未来のために―森達也対談集
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森 達也

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Comment

さいですか。なるほど、いいたいことがいえないのは、そういうことだったのですね。いいたいことがいえない状態は波風立てずということでもあり(自己防御)、なんといいましょうか、あまり面白くない生き方ですね~。お母様大丈夫?
  • 2008/06/10 22:19
  • インドの踊り子
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  • 2008/06/14 01:33
思わぬ反響が
二通もコメントいただきましてありがとうございます。
「言いたいことが言えない」と書きましたが、もう少し考えると、「言いたいと思う前に自己抑制してしまう、考えるのを止めてしまう」という感じでしょうがね。あ、あくまでも一般論です(笑)

あ、母は手術はしなくてよくなりました。
それと、スーダンは・・・編集しなくては。
  • 2008/06/14 09:14
  • omiya
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