ムスタファさんの在留資格特別許可を祝う集い

いつもは空気と同じように意識していないけど、時々顔を出す、しかもすごく困ったときに。これな~んだ?

親とか帯状発疹とかいろいろ思い浮かびますが、今日の正解は、「国」です。

日本人として日本に暮らしていると国のことを意識することが少ないですが、スーダンでMP(軍警察)に連行されたりすると、違う国にいるんだなあとひしひしと感じます。

今夜はトルコ国籍のクルド人、ムスタファさん一家が在留特別許可を得たお祝いがありました。

musutafa


青い服がムスタファさん、その右緑の服が奥さんのエヴァさん(フィリピン国籍)、前右がケーシーちゃん、左隣がシランちゃんというなんとも微笑ましい四人家族です。
クルド人の在留資格が認められたのは2例目だそうで、「針の穴」を通すような快挙とお祝いのスピーチでも言われていました。

私がこの家族と知り合ったのは、左の「フィルモグラフィ」にある「尾方美樹の方法と夢」を制作したことがきっかけです。4人とも尾方さんのお芝居に出演、特にシランちゃんは主演女優として名演技をしてくれました。

3月にニュースを知ったときは信じられない気持ちでした。ムスタファさんが日本に来たのは15年前、難民認定申請をしてからでも10年を超えています。彼らはいつも「国の壁」を意識せざるをえず、不安な日々を送っていたのであります。

だいたい国なんてぇものは(とべらんめえになりますが)、人々の生命・財産を守るための最低限のことをすればいいのだというのが筆者の持論ですが、行政組織は何を勘違いしているのか人々を不安に陥れるようなことをしています。ここで言う「人々」とは、単に自国民を指すのではなく、世界中にいる人々のことです。百歩譲って日本国民の利益を守るのが日本国の仕事だとしても、難民認定申請を許可しないことが、日本国民のためになるという論理は机上の空論以外の何物でもありません。

写真の一番左端はムスタファさん家族をこれまで支えてきた織田さん。彼女はお芝居では入管の冷酷な医師を見事に演じていました。その名演技は彼らの心情を慮るあまりの魂の叫びだったのだと、彼女の最後のスピーチを聞いて思いました。お疲れ様でした、そしてありがとう。

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