政治家の「失言」から学ぶこと

  • Day:2008.09.28 20:00
  • Cat:時事
恒例となった感がありますね、新閣僚の失言探し。
各メディアは競ってカマをかけ、罷免権はわれにありとばかりに報道します。

今回は中山国土交通省大臣がこの罠にはまりました。
①成田ごね得、②日教組、③単一民族発言です。

私の印象では①は論外(金のための闘争ではないでしょうから)、②は興味深いですがよく知らず、③はなぜ非難されるのかよくわからないのが正直なところです。

前後の詳しい文脈はわからないのですが、少なくとも中山氏は、「外国人観光客の誘致策に関連し『日本は随分内向きな、単一民族といいますかね、あんまり世界と(交流が)ないので内向きになりがち』」(産経新聞)という言い方をしています。
私が感じるには、この言い方は「日本は単一民族である」というよりは、「日本は単一民族のようにシャイで外国人とうまくせっすることができない」というような意味でしょうか。実際には単一民族ではないにもかかわらず(ここの部分は私が付け足していますが)、あんまりにも外国人観光客に対して知らんぷりしすぎる、というような意味合いではないでしょうか。そうであれば同感です。
それを十把一絡げならぬ三把・・にして報道するのはほとんど思考停止ですね。

とは言え、政治家の「失言」ほど本音が表れているものはないでしょう。やっぱり彼らはそう思っているのですね。でも、それは彼らだけではないのです。
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ジュバの敬老デーへのご支援を!

長く内戦の続いたスーダンでは、HIV/AIDSの蔓延とも相俟って、親の世代が死亡して老人が孫の面倒を見ているという家庭が数多く存在します。
そのような家庭(Older People Headed Householdeと呼ばれています。「老世帯主家庭」とでも訳すのでしょうか)を支援するNPO、SSOPO(南部スーダン老人組合)がジュバで活動をしています。家(シェルターと呼ぶ簡易なものですが)を建ててあげたり、子供の学費を支給したり、日々の相談にのってあげています。

SSOPOの代表ドナートさんから、10月1日の敬老デーイベントへの支援依頼がありました。プログラムを見ると、政策担当者や国連r、国際NGO向けにSocial Protection, HIV/AIDS, 人権についてのワークショップが行われるようです。8000ドルの予算ですが、まだ4000ドルしか集まっていないとのことであります。

International Day of Older Persons Celebration

ご協力いただける方は直接ドナートへご連絡いただくか、小生までご一報ください。よろしくお願いします。

これはうまい!

東京に住んでいた頃、帰省するたびに乗り換えの千葉駅で買っていました。銚子行きの8番線ホームのキヨスクには、一足先に田舎の味が並んでいたのです。山中食品のしぐれ揚、地元の人は塩せんべいと呼んでいます。

このせんべいの規格外品一皿とお茶を出してくれるそば屋がありました。そばができるまでまあおあがんなさい、ということです。一人で行っても、二人で行っても一皿です。そこで小さな悪知恵の働く中学生二人が一計を案じます。一人ずつ別々にそば屋に入って、それぞれ一皿の塩せんべいが出されたところで、「あれ、いたの」とか何とか言って一緒に食べようと考えました。夏休み、プールからの帰りにこの計画は実行に移されました。うまくいったかどうかは、ちょっと覚えていません(笑)。

塩せんべいをめぐるもうひとつの曖昧な記憶があります。飯岡中学校に行ったときのことです。体育館の見物席から山中食品の工場が見えました。ベルトコンベアに大量の塩せんべいが乗ってゆっくりと移動していました。でも定かではありません。塩せんべいをおなかいっぱい食べたいという願望が拵えた幻影かもしれません。

shigureage

『おかぐら』をアップしました

2008「地方の時代」映像祭へ応募すべく、半年前に撮影した『おかぐら』の仕上げをしました。一部クリアできていないのですが、その2から7までがYouTubeで見られます(左にリンクがあります)。
提出用の解説書も作りました。左下からごらんください。

締め切りは来週月曜日。もう少し手直しして応募します。
その2だけエンベッドしておきます。


フィッシング詐欺メールにご用心

数ヶ月前から、身に覚えはちょっとありますが、記憶があいまいなメールが数通届きます。

「グーグルアドワーズ」という方からのメールで、クレジットカードから広告料を引き落とせないのでカード番号を更新してくれ、そうしないと広告を載せられないとの督促です(全文を下に転載します)。

ずいぶん前に、自分のホームページに「グーグルアドワーズ」を代理店として広告を張るように設定したことがありました。ただそのときは無料、あわよくば広告収入が入る、というつもりで設定したはずです。そもそも私は広告主ではなく、広告媒体を提供したのですから。でもひょっとしたら誤って有料版かなにかに申し込んでしてしまったのかしら?英語だし・・・と不安な気持ちを抱いていました。

最近また督促メールが来たので、調べてみると、なんとフィッシング詐欺ではありませんか。BPネットの記事です。

「Googleの広告サービス「AdWords」をかたるフィッシング出現」

危うく釣られるところでした。私のネット・リテラシーもまだまだであります。

メールアドレスはどこから漏れているんでしょう?手当たりしだいなのか、それとも「グーグルアドワーズ」から漏れているのか?

後者だとしたら深刻です。

私はグーグルに好感をもっています。トピックス検索ではなくページ検索を可能にした功績は大きいですし、最近始まった「ストリートビュー」は恐ろしいほど魅力的です(以前住んでいた東京の家を久しぶりにこれで見ることができました)。伝えられる自由な社風にも関心を持ってきました。

でも、企業としての脇の甘さもあるのかなあとも思います。この手のフィッシングメールについての注意喚起もしていないようですし、先日あることで問い合わせメールを出しましたが返事も来ませんでした。

独創性と情報管理には相容れないところがあるのかもしれません。
どちらをとるかと問われれば、どちらも重要としか答えられないのですが。

・・・・・・・・フィッシングメール・・・・・・・・
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姑息な人たち

  • Day:2008.09.07 15:09
  • Cat:時事
自民党が新総裁を選び、新しい首相は、所信表明、代表質問の後に衆議院を解散するという観測がもっぱらなされている。
その理由は首相就任直後が支持率が最も高いからだとか、国会審議でぼろが出ないようにとか、矢野元公明党委員長の証人喚問を避けるためだとか言われている。

呆れてものが言えない。

解散権はそのようなときに行使するものではなかろう。政策が対立し、国民の信を問うべきときに使われるものであるはずだ。テロ対策特措法も衆議院の三分の二で再可決できるのだから、与党は政策対立を打開できないわけではない。むしろ11月選挙となれば、与党は勝てたとしても衆議院の三分の二は維持できないだろう。それでも新政権の支持率が(過去の例のように)時間とともに低下してしまうのならば、その前に解散したほうがいいということなのであろう。
姑息としか言いようがない。

有権者はこの姑息さを見抜いている。
さらに、与党が三分の二には届かない過半数の議席を獲得したとき、衆議院と参議院は本当のねじれ状態になり、与野党とも対立する法案はすべて通らないという事態になることを知っている。
そうすると、野党に投票してねじれをなくそうという心理が働くだろう。民主党もばら撒き政策を公約としているから国の借金は増えるだろうが、それほど生活は悪くはならないのではないか、とりあえずガソリン税暫定税率がなくなるだけでもいいや、と思うかもしれない。

花咲か爺さんの助言

  • Day:2008.09.03 18:21
  • Cat:苗木
平成の花咲か爺こと成田さくらの里の飯田山長から、瀕死の桜の苗木を移植したほうがよいとのアドバイスをいただきました。
「日当たりと風通しのよいところに植えかえ、害虫を完全に駆除し、幹の食害跡には麻布を巻くべし」

ほんとは里山に植えてあげるべきなのですが、敷地の一角で許してください。隣との境、竹垣のそばに植えました。害虫はとりあえず見当たりませんが、毎日気をつけてみます。

飯田山長、どうもありがとうございます。

あんまり神様の存在は信じていませんが、祈ります。

naegi0903.jpg

これはまずい

  • Day:2008.09.02 11:32
  • Cat:苗木
最後の一本になってしまった桜の苗木、さぞかし美味しいのでしょう、虫に食べられ、しおしお瀕死の状態です。
水がないわけではないのですよ、昨夜も雨が降りましたし。
ようやく酷暑を乗り切ったと思っていたのですが・・・、
ああ、O・ヘンリーであります。

sakuranaegi

企業法人格の廃止

読んでいない本についてあれこれ言うのは気が引けますが、昨日の読売新聞の書評に気になる本が取り上げられていました。

暴走する資本主義暴走する資本主義
(2008/06/13)
ロバート ライシュ

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著者はオバマ民主党大統領候補の経済顧問。渡辺靖氏の評によれば、著者は自由貿易・規制緩和・民営化が加速した超資本主義が消費者や投資家としての選択肢を豊かにしながら、労働者や市民としての権利をないがしろにしていると憂え、元来人間に帰属しているはずの義務と権利が企業にも付与されているために、民主的な意思決定プロセスを歪めているという。

資本主義と民主主義は一緒くたに語られることが多いが、この本では現在の両者の関係を解き明かし、企業法人格の撤廃が両者の共存共栄を図る道だとしている点が非常にユニークである。ぜひ読んでみたいと思わせる。

企業法人格の撤廃とは具体的には、法人税の撤廃、雇用を通した社会保障の全廃、企業の刑事責任追求の廃止などを提言している。アマゾンレビューでは政治献金をする権利が否定されるべきことと指摘されている。たぶん別の文脈であろうが、人格が法人格に歪められるあるいは法人格に責任を転嫁してしまうことが大きな問題だと考えている私にとっては、とてもそそられる提言である。

冒頭にはこんな一節があるそうだ。
「普段の買い物を大型ショッピングセンターやオンラインショッピングでする人が、なぜ地域の個人商店の衰退を嘆くのか」
そしてこれを「偽善的行為」と呼ぶ。
評者はこれに、「思わず膝を打」ち、「我々の中にある二面性」への開かれた態度に著者の知的誠実さを感じた」と書いている。どう開かれているのか、ここが問題だろうと私は思う。

「偽善的行為」と呼ばれるこの行為は、とても自然な行為である。人はショッピングセンターと地域の個人商店の両方を同時に欲しているのである。それが不可能なことと決め付けて、論理を先に展開していってしまっているとしたら、少々残念である。そこを確かめたい。
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