3年目の苗木

  • Day:2008.02.28 13:31
  • Cat:苗木
いったい「花の里山」ネタはどこへ行ったんじゃい!と思ってくださるありがたい方へ。

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3年前の5月に深大寺の自由ひろばで拾った種が、ここまで育ちました。最後の一本です。
桜なら、当然花芽?と言いたいところですが、よく見ると緑色がかっていて、葉なんでしょうね。
それもよし。

すっかりご無沙汰している「成田さくらの里」では、3月16日に植樹祭と観桜会が開かれます。

第7回植樹祭と観桜会

ふすまプロダクションも撮影に行きたいです。
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銚子の再生?

machizukuri

一昨日の夜銚子で、「仲間づくりから始まる まちの活性化」と題した講座がありました。

全国の地方都市でシャッター通りが問題になっていますが、銚子もご多聞にもれず、旧銀座通りでは閉じた店舗が目立ちます。人口も30年前には9万人以上いたのですが、今や6万人台、減少率は県下ワースト1らしいです。

ということで、地域再生マネージャーの橘昌邦さんと寺井素子さんがプレゼンターとなって、まちの活性化について考えるというのがこの夜のテーマでした。

橘さんからは、ビルの空室に悩む神田の商店街の事例が紹介されます。空いていたスペースを改装し、小さなブースと共有スペースを設け、クリエイターたちに利用してもらいながらアートイベントをするなど、神田に新しい人種を呼び込むことに成功した事例です。

正直申し上げてここまではまあ、よくあるシンポジウムだなあと思っていたのです。「馬鹿者の役割」や「理念ではなく利で結ばれることも大事」、「空店舗が埋まらないのは不動産市場に出てこないから」、などなどちょっと新鮮な話もありましたが。

が、質疑の時間になって俄然「活性化」してきました。

中心市街地活性化研究会の方からは、売上げが半分から三分の一に落ち込んだ苦しい心情が吐露されます。「疲弊」という言葉に胸を衝かれました。
イオンの進出に不安を隠さない方もいらっしゃいました。売り場面積65000㎡の巨大店舗が郊外にできることで市は1000万円(月額?)のお金が落ちると踏んでいるようですが、それは市外からの流入ではなく、既存店舗の売り上げ減を意味するだろうという懸念です。ゼロサムゲームですね。

大店立地法が2000年に成立して、既存商店街の売上げが減少することは予想されたことでした。この法律は「大型店と地域社会との融和の促進を図る」ことが目的とされましたが、実態はシャッター街の創出に役立ったわけです。家族経営の小売店だけでなく、小規模のスーパーも閉まるところが出てきています。

大型店の進出というのは雇用を増やしますが、自営業者を駆逐します。一握りの経営者と圧倒的多数の従業員、私はそのような社会はつまらないと思っています。従業員は言いたいことも言えないからです。

ただ、私は大型店に反対というわけではありません。

私も大型店でよく買い物をします。その理由は、安さと豊富な品揃えです。駅前の文房具屋さんには、プリンターのインクやDVD-R100枚セットなんて置いてないわけです。大型店舗は田舎にいて都会と近い消費行動をさせてくれることが魅力です。

価格も品揃えも、既存商店が大型店に対抗するのは至難の業だなあと思っていましたら、先日、ホームセンターでは買えないものがありました。

釣の仕掛けに使う、サルカンです。ホームセンターには簡単な釣竿セットはありましたが、さすがに仕掛けも、そのパーツもありません。翻ってこれまで覗いた釣具店では、大小さまざまな釣道具がところ狭しとばかり並んでいます。釣具に関しては圧倒的に大型店の負けなわけです。

食料品、衣服、日用品では大型店にかなわないとすると、限りなくニッチな商品の専門店化を進めるというのは、既存商店が生き残る一つの道でしょう。しかし、その顧客数はとても限られています。


寺井素子さんのブログ
銚子だより

利根川

緑が芽吹く前に撮りたいからからの風景がありました。

銚子と神栖の間を流れる利根川の河原に茂る葦です。

yoshi


ついついこんな風にしてみたくなりますね。

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でも不思議です。小一時間ほどうろうろしましたが、船というものを見かけません。昔ポンポン船に乗ってはぜ釣りをしたことがありますが、釣人もいない。

農業用水の取水口はありました。でも、この川は、あんまり生活と関係ないのかもしれません。
葦の茂みの踏み跡を辿っていくと・・・言葉も出ません。

kanashiikawara

ふすまスタジオが珍しくフル回転

  • Day:2008.02.21 16:06
  • Cat:映画
デジタル技術の進歩は、私に家内制機械工業のチャンスを与えてくれました。

fusuma


今日は朝からDVDを50枚焼く作業をしています。

段取りとしてはこんな具合です。

1.デスクトップコンピュータで編集ソフト(edius pro ver.4)のオーサリング機能を使って、DVD-Rにコンテンツを焼く。
2.焼けたDVDを、一番右のテレビに接続しているプレーヤーでチェックする。
3.左のプリンターで、レーベルの印刷をする。このときはノートパソコンを使います。

一枚作るのに10分弱です。
パッケージは別のところで作っています。

オオタスセリさんも、『ストーカーと呼ばないで』のCDを毎日自宅で焼いていたそうです。この話を聞いた永六輔さんが、ラジオに呼んで、CDを自分で作る・焼くってのはどういうことなのかさんざん問いただしていましたが、永さんはなかなか理解できないようでした。
単にコピーするというのと若干違いますからね。

自分でCDやDVDが作れちゃうってのはなかなかすごいことです。後は中味?

メイプルソープ裁判

  • Day:2008.02.21 08:24
  • Cat:時事
アメリカの写真家、ロバート・メイプルソープの写真集一冊を税関で輸入禁止処分とされたことに対して、処分取消を訴えた最高裁の判決が出ました。
記事

高裁判決を覆し、処分取消。裁判官5人のうち4人の多数意見でした。

面白いのは、この写真集、実は日本で出版されたものだったんですね。原告の浅井さんが経営するアップリンク出版が米国のランダムハウス社と契約して日本で出版しました。日本の本屋で売られ、国会図書館にも所蔵されているのに、税関ではアウトだったのです。

裁判の論点は、芸術かわいせつかです。最高裁の論理としては、384ページ中、問題の写真は19ページにすぎず、モノクロであり、性交等の状況を直接表現したものではないので、「本件写真集が主として見るものの好色的興味に訴えるものと認めることは困難といわざるを得ない。」と結論付けています。

わいせつ性をめぐる裁判と言えば、大島渚の「愛のコリーダ」裁判を思い浮かびます。芸術かわいせつかを巡って議論がなされているとき、大島監督は「わいせつなぜ悪い!」と喝破しました。時代はまだ大島監督に追いついていません。

この裁判に注目していたのは、渋谷でドキュメンタリーをよく上映してくれる映画館アップリンクのメールマガジンに載っていたからです。浅井さんはここも運営しているんですね。

税関で禁止処分を受けてから8年が経っています。この間原告が費やした時間と費用、労力を考えると税関の対応にはあきれますね。でも、一つだけ税関に同情すれば、事件の直前に別のメイプルソープ裁判で最高裁が逆の判断をしている事実があります。まじめな税関職員としては、最高裁がわいせつと認定したばかりの写真家のものを、日本に持ち込ませるわけにはいかなかったのかもしれません。

アップリンクニュースをこぴぺします。
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こんにちは、新聞の一面に出ていたのでもう知っていると思いますけど、メイプルソープ写真集の裁判に最高裁で
勝訴しました。
今時、猥褻問題で国家と争うとはいかに文化度の低い国に住んでいるかの明かしに他なりません。
出版から14年、裁判を起こしてから9年、長かったですけど、時間が味方をする裁判だと思っていたので
勝つことを信じてこの裁判を行ってきました。

さて、同じ2月19日、こちらも構想から5年を掛けたかつての『骰子』のweb版『webDICE』のα版
(開発ヴァージョン)を一般に公開しました。
webDICEのトップに、今回のメイプルソープ事件の記事があります。
また裁判の答弁書、判決を全文読めるようにしています。
なかなか国のいい分、裁判官の論理は面白いので興味のある方はじっくり読んでみてください。

そしてこのwebDICEはポータルサイトであると同時にmixiのようなSNSの機能を持ったサイトです。
webDICEでは企業の宣伝もできるし、アシアトも付かないという機能を持っています。
ぜひ一度、新規登録をしてこのサイトの面白さを探検してみてください。

http://www.webdice.jp

このひと月はシステムの不具合を検証して3月中旬のβ版公開を目指します。
UPLINK NEWSの読者の方もなにか不具合とか提案がおれば教えてください。

info@webdice.jp

金曜日から映画『モンゴル』で浅野忠信さんがアカデミー賞の授賞式に参加するので、ロスアンジェルスに
行ってきます。レッド・カーペットは浅野さんと監督しか歩けませんけど外国語映画賞受賞の確率1/5を
応援してください。

浅井隆
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◆裁判勝訴、メイプルソープ写真集展示+トークショー(浅井隆)
3月7日(金)アップリンク・ファクトリーにて
http://www.uplink.co.jp/factory/log/002522.php
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◆ロバート・メイプルソープ写真集 通信販売再開!! 残数に限りがあります
アップリンクwebSHOP
http://www.uplink.co.jp/cgi-bin/shop.cgi?action=detail&cat_key=new&id=26
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◆関連イベント
『エクストリーム・ラヴ』2月25日-3月2日 アップリンク・ファクトリーにて
フランスのアート映画を無修正ノーカット上映(フランス大使館、アップリンク主催)
http://www.uplink.co.jp/factory/log/002459.php
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急募!スーダンロケ助手

  • Day:2008.02.16 00:46
  • Cat:計画
次回スーダンロケを手伝ってくれる方を募集します。1名。

・時期:4月中旬から3,4週間
・目的地:スーダンのジュバ、ハルツーム、コスティ、ナイル川(船に乗る可能性あり)
・待遇:アゴアシ付(東京・現地往復旅費、期間中の食事宿泊)、金銭的な報酬はありません(ごめん)が、ただで海外へ行けます。
・仕事内容:私の補佐(荷物もちとか、話相手、撮影した日はスクリプトをとります)
・条件:パスポート所持者(イスラエルの入国スタンプがあると難しいです)または3月10日ごろまでに取れる人。身体が丈夫な人。
・応募締切:3月3日桃の節句
・その他:現地では私とほとんど同一行動になります。寝食も。女性の場合は相談に応じます。
 行く前に黄熱病の予防注射をします。
 北ではアルコールはありません。
・ご応募はメールで。ご質問もお気軽に。
 複数希望者がいらっしゃった場合は・・・いや、無駄なことを考えるのはやめましょう。

本のご紹介『新しい芸術療法の流れクリエィティブ・アーツセラピー』

新しい芸術療法の流れクリエイティブ・アーツセラピー新しい芸術療法の流れクリエイティブ・アーツセラピー
(2008/01)
関 則雄

商品詳細を見る


知人がこの本に執筆しています。尾方美樹さんという、ニカラグアで演劇を通じたユニークな活動をしてきた人です。

人の気持ちが変わるきっかけって、なんだろうかなあと考えたことがありせんか。
『存在が意識を決定する』じゃないですけど、やっぱり人ってその立場によって考え方が、あるいは少なくとも対外的にあらわす態度は、決まってしまうのかなあっていう諦めを感じたことは?

例えば製造業の会社員であれば自社製品の欠点は言えないし、建設業であれば決してガソリン税の暫定税率廃止に反対とは言えないし、役所の人間であればいかに仕事をしない人が職場にたくさんいるかということは言えないんですよね。立場が発言を規定しているという思いがします。

本音ではそう思っていても、声に出せないって状態が多いんです。その壁をどうやったら打ち破れるんだろうかと。

もちろん、いろんなきっかけがあるでしょうが、アートに触れたときがそのひとつかもしれません。自分のことを考えても、小説、エッセイ、演劇、映画に接して、考え方が変わったあるいは後押しされたことがあります。

尾方さんは昨年9月の演劇が終わった後、観客に「心とか人生が動くきっかけに、今日の日がなればと願っています」と述べています。ですから、彼女が演劇を通じて観客の意識の変化を期待しているのは事実です。

しかし、その意識の変化は、いわゆる「啓発」「啓蒙」(悪い言葉で言えばマインドコントロールです)といったものとは異なります。

それは、観客は芝居のストーリーや演技に感動するのではなく、演じ手が解放されていくプロセスに立ち会うことに感動するからです。それは、この芝居の目的が、演じ手の意識を解放することだからに他なりません。

尾方さんの演劇に登場する人たちはみんな素人です。そしてそれぞれが重い課題を抱えています。その体験を観客に話すことで、演じ手は普段とは異なった少し暮らしやすい位相へと身を移すことが出来ているように思います。観客は、見る・聞くことによって、演じ手の「移動」を助け、間接的に芝居に参加していることに不思議な感覚を味わうことになります。

大漁2

seigohiraki

釣りをしていると人が話しかけてきます。
「何が釣れっだ?」「今日はどうよ?」という定番から、「こんな小せえの釣ってもしょうがあんめえ、おらあフッコが釣りてえ」という勝手にしやがれ的なものまで実にいろいろな人が聞いてきます。こちらは長靴に汚いジャンパー、年季の入った竿といういでたちですからさぞかしベテランに見えるのでしょうか。ちなみにセイゴはフッコの小さいの、さらに成長するとスズキになるそうです。出世魚であります。

一昨日は隣で釣っていた年配の紳士から、「この魚はどうやって食べるんですか?」と聞かれたので、塩焼きか煮付け、煮つけがお薦めですよ、と得意げに答えてしまいました。

3時間で19匹と、またまた記録更新です。

今回は6匹を刺身でいただきました。こりこりした歯ごたえ、噛むと甘味がじんわり口中に広がります。後味はさっぱり、ここがいまひとつ物足りないところか。でも、寿司ネタにもよさそうであります。

残り13匹は、写真のとおり。開いて塩水に一晩付け、干物に挑戦してみました。
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