春の京都 加茂川の謎

kyoto

京の中心部を流れる鴨川は、ここ出町柳で東北から流れる高野川と、西北からの賀茂川が合流しています。Yの字の下向き三角形の場所はデルタ地帯と呼ばれ、学生のコンパ会場として昔も今も賑っています。

この場所から南は鴨川と呼ばれ、西北から来る賀茂川とは一応区別されているのですが、問題は「加茂」であります。
♪やさしい雨の祇園町~で始まるかぐや姫の名曲は「加茂の流れに」というタイトルですが、これに「加茂の流れにうつるあなたの姿」と歌詞は続きます。
つまり、祇園の近くですから四条あたりですね。出町柳よりは南にありますから、本来は「鴨の流れに」としなければならなかったのでしょう。でもこのタイトルでは新撰組の芹沢鴨あたりを思い出してしまいますから、南こうせつさんとしてはあえて「加茂」を用いたのだと思います。

「加茂」という文字が使われているところがないわけではありません。この写真を撮った橋は「加茂大橋」ですし、賀茂川沿いを走る道路は「加茂街道」です。ということは川以外の名称に付与するのが「加茂」なのか?

それにしても春の京都は素晴らしかったです。水と緑と人々の営みが何百年にも渡って築き上げた都です。
京の人々は整合性や理屈よりも、その場所の雰囲気にあった命名を好んだのかもしれません。
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